かかとが痛い!膝が痛い!子供のサッカーの悩みは正しい知識で予防しよう

スポーツをするJrアスリートにとって、ヒザに痛みをかかえるオスグッドや、かかとの痛みのシーバー病、股関節に痛みがでるグロインペイン症候群などに悩まされる子どもたちが非常に多く見受けられます。
このような症状やケガは、子どもたちにとって、身体を成長させるという本業の足かせとなるばかりではなくスポーツそのものの楽しみを奪ってしまうとても厄介なものです。

ヒザが痛い!オスグット

オスグッドは、膝への負担が大きいスポーツをしている成長期の子どもたちによくみられるスポーツ障害です。特にサッカーやバスケットボール、バレーボールなどの男子に多いのが特徴です。

原因

オスグッドの原因は、太ももの筋肉に負担がかかることでヒザの痛みを引き起こしてしまう疲労蓄積です。身体の柔軟性がないことも原因の1つです。

オスグットへの対処

成長期の子どもによくみられる痛みのため、軽視されがちですが、オスグッドの場合、我慢して運動を続けていると成人してからも後遺症をもたらすほどケースがあります。痛みや熱感、腫れなどがある場合は、練習を休んで安静にすることが大切です。

かかとが痛い!シーバー病

オスグッドとともに成長期におけるスポーツ障害のひとつにシーバー病があります。これはかかとの骨に炎症が起きる症状で、痛みだけでなく、腫れを伴う場合もあります。

原因

カカトに痛みがあるといっても原因は踵そのものにあるのではなく、実はふくらはぎの筋肉にあります。
3つあるふくらはぎの筋肉は、カカトの骨に接触しているのアキレス腱につながっています。ふくらはぎの筋肉に負担がかかってしまうと、筋と骨とを結びつけている腱(けん)が骨を引っ張ってしまい、カカトに痛みが起こるのです

シーバー病の痛みへの対処

もし成長期の子どもたちにシーバー病の痛みが出た場合には、痛くなった時点で練習などは休んだほうがいいでしょう。

練習を休む

指導者やチームによっては練習を休みづらいかもしれませんし、軽度であれば練習を続けながら治療をすすめていくこともできるかもしれませんが、後々後悔するくらいなら思い切って休むことをわたしは推奨します。

筋肉を柔らかくする

まず家庭でできることとして、硬くなった筋肉をよくほぐしてあげて、柔らかくすることが大切です。
硬い筋肉では血流の障害を起こして良質な筋肉を作ることはできませんし、オスグットとともにセットでケガを繰り返してしまいます。

股関節が痛み!グロインペイン症候群

サッカー選手に多く見られ、足の付け根、股関節、太ももの内側に痛みを感じるスポーツ障害で、一度なると治りにくく、慢性化すると鼠径部が常に痛むという特徴があります。

原因

オーバーワークが大きな原因の1つですが、発症しやすい人の特徴に、臀部の筋肉が固いこと、腰痛を抱えていることがあげられます。

 

血行不良が筋肉疲労

硬くなってしまった筋肉は血管を圧迫するため、さらに血行が悪くなって疲労物質がたまり痛みが増すという悪循環を引き起こしてしまいます。
筋肉疲労による痛みを改善するには、適度な休息をともに、血流改善がとても大切になってきます。

血流を改善するアラビダパッチ

 

良質な筋肉をつくる

柔軟性のある質の高い筋肉をつくることが筋肉疲労を予防し、ケガのリスクを回避できます。

良質な筋肉をつくるカルノシンパッチ

良質の筋肉量をふやし、骨密度を高めるサポートをするのはカルノシンパッチ。疲労の原因となる乳酸を取り除くことができるので、試合後の夜に貼ってねることもおすすめです

少しの痛みならガマンしてプレーを続ける、ごまかしながら休まないで練習にいく、痛みを抱えたままプレーすることはマイナスでしかありません。

根性論だけで決して治療できません、こういう悪しき考えを払しょくして本人も保護者も指導者も成長痛を含めてケガへの正しい知識を持っていくことがとても大切です。

Jrアスリートも、成人アスリートも痛みを抱えた状態では、練習も試合でも100%のパフォーマンスを発揮することはできません。
成長痛は単なる痛みだと軽視され、ごまかしながら練習や試合を継続さえてしまうと現役継続さえ危ぶまれてしまいかねません。
一生、元に戻らない体になる可能性もある。これは大げさに言っているわけではありません。

サッカーする子どもたちにとって、スポーツ障害は付きまとわれる病気ですね。しかし、しっかりとした予防方法を実践して、楽しくサッカーが出来る身体づくりが重要です。

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