オレンジジュースはスポーツに効果的!ストレートタイプと濃縮還元の違いは?

100%オレンジジュースには、ストレートタイプと濃縮還元と2種類ありますが、

あなたはこの2つの違いをご存じですか?疲労回復を目的として摂取されているスポーツ選手は多くわたしも積極的に進めていますが、どちらを選ぶとより効果的なのでしょうか?アスリートにとって、優秀な100%オレンジジュースの栄養素から見ていきましょう。

オレンジジュースの栄養素

オレンジジュースには、ビタミンC、クエン酸、カリウムなどスポーツするうえで欠かせない栄養素が豊富に含まれています。

疲労回復のクエン酸

クエン酸はオレンジやグレープフルーツなど柑橘系の食べ物に含まれていて、疲労物質のもとである乳酸を早く代謝させる効果があり、疲労回復に効果があります。ビタミンB群との同時摂取で相乗効果が得られるので、日頃から数回にわけて多めに摂取しておくといいでしょう。また、キレート効果といってミネラル吸収を促進する作用もあります。

抗酸化作用のビタミンC

スポーツをするということは、一般の人よりも大量の活性酸素を発生させることになります。呼吸が増えると酸素は正常な細胞を攻撃してきますので、細胞が酸化してしまい、栄養が吸収できず、老廃物も輩出できない、よって疲労が蓄積したり、病気の原因となってしまうわけです。ビタミンCには、この体の酸化を防ぐ抗酸化作用があります。他に免疫力を高めたり、鉄分の吸収を促進したり、コラーゲンの合成、ストレスを和らげる作用もあります。

アミノ酸代謝に必要な葉酸

赤血球や細胞の新生に必要とされる葉酸が含まれていて、アミノ酸の代謝、粘膜の健康維持、動脈硬化の予防にも効果があります。

筋肉の収縮の関係するカリウム

体内の酸性、アルカリ性の度合いや、細胞内の浸透圧を維持してむくみ改善などの効果もあります。高血圧の予防にも役立ちます。

濃縮還元のオレンジジュースは

まず濃縮還元の製造過程をご説明しましょう。オレンジの産地近くで、果実からいったん水分を取り除いて4~6倍まで濃縮します。こうして量を減らすことで、貯蔵や輸送のコストが抑えられます。濃縮したジュースを消費地・加工地の運びこんだ後、水を加えて、濃縮する前の元の濃度になるまで戻す加工処理を行って製品化します。

メリットは安定した供給

濃縮するメリットは、運搬コストを抑えることで、価格をおさえて安定した品質で消費者に提供することができます。

デメリットは

濃縮する加工の過程で、栄養素のビタミンCや色・香味の損失してしまいます。

これを抑えるために、真空にして低温で水分を蒸発させる真空濃縮や、冷却して生じる氷の結晶を分離する凍結濃縮法などの方法が用いたりしていますが、香料や酸化防止剤が添加されていることもあります。

濃縮還元ジュースに使えない表記

濃縮還元で製造した果実ジュースには、果実飲料品質表示基準によって、「濃縮還元」「濃縮果汁」「還元果汁」と表示することが規定されています。濃縮還元ジュースには、以下の言葉は商品名に表記できないようになっています。

  • 純正
  • 純粋
  • ピュア

オレンジジュースストレートタイプ

濃縮還元されず、水で薄めていないので果汁本来の美味しさが味わえます。商品の名称には「ストレート」と表示することができます。

メリット

余計な添加物が入っていないので、健康的にも安心です。

デメリット

濃縮タイプより、運搬のコストがかかってしまうので、商品の価格にも反映してしまい、割高になります。

100%オレンジジュースを飲むタイミング

オレンジジュースを水分補給として摂取するにあたり、注意点があります。果汁100%のドリンクは糖分が多く体液より浸透圧が高いものが多いです。濃度が高すぎると、浸透圧により体液の水分が腸の中に流れ出し濃度を調整してから吸収されるため時間がかかってしまいますので、運動中の水分補給には適していません。

運動後にオレンジジュースを飲むメリット

摂取するタイミングですが、疲労回復と抗酸化を目的として運動後30分以内にコップ一杯(200ml程度)オレンジジュースを飲みましょう。ビタミンC・クエン酸で疲労回復、抗酸化をはかることはもちろんブドウ糖でエネルギーも補えます。30分以内に補給しないと疲労回復スピードは大きく違ってきます。

運動前でも飲むメリットもある

エネルギー補給として運動前に飲むことで、カリウムよる筋肉がつりにくくなる効果も期待できます。

おすすめのストレートオレンジジュースは、W抗酸化作用!

ストレートの果汁100オレンジジュースはたくさん種類はありますが、オレンジ類のなかでも、アントシアニンの量がズバ抜けて高いブラッドオレンジジュースをおすすめします。

ブラッドオレンジとオレンジの違い

ブラッドオレンジの原産地はイタリアで、真っ赤な色の果実が特徴です。味は、すっきりした酸味とコクのある甘さがあり豊かな風味があります。ブラッドオレンジと普通のオレンジの見ためはあまり変わりませんが、アントシアニンの成分の量が大きく違います。

抗酸化力が強いアントシアニン

ポリフェノールの一種であるアントシアニンは、天然色素で植物がつくり出したファイトケミカルです。非常に強い抗酸化力物質として知られています。もともとオレンジには、抗酸化作用のあるビタミンCが含まれていますが、アントシアニンはビタミンCより安定した抗酸化作用が備わっています。まさに、wの抗酸化作用を持つブラッドオレンジジュースは、ぜひ運動後の摂取にとてもおすすめしたいドリンクです。

こちらのブラッドオレンジジュースは、添加物は使用されておらず、天然のビタミンCが豊富で安心して、美味しく飲むことができます。

 

果汁100%ジュース以外のジュースと果汁入り飲料の違い

スーパーの飲料コーナーでは、一見同じように見えますがジュースとして販売されているドリンクがあったり、ジュースをいう名前をつけずに販売されているものもありますよね。ここでは、果汁100%ジュース以外の飲み物についてお話ししてみましょう。

ジュースと果汁入り飲料の違い

果汁100%ジュース以ものは、果汁入り飲料や清涼飲料水と表記されています。

また果汁の使用割合で表記できる名称や、ボトルに使用できる図柄まで異なります。

ジュース

  • 果汁および野菜100%使用のもの(野菜・ミックスジュースは果汁50%)以上。
  • 少量の糖類や添加物の配合のみ許可される果汁のしずくや果実をスライスした状態の図柄が表示できます。

果汁入り飲料

  • 果汁の割合が10~100%未満で、果汁が主原料。
  • 食品添加物は認められている果汁のしずくや果実のスライスした状態の図柄の表示はできません。

その他の飲料

  • 果汁の使用割合が10%未満で、商品名に果実名を使用したもの、
  • または色などにより果汁使用を連想させる飲料で、平面的な図案化しか使用できません。

In summary…

栄養価が高く、運動後でも手軽に飲むことができるオレンジジュースは、練習前や練習後に飲むアスリートが多いです。もし100%オレンジジュースの代用となるならば、100%グレープフルーツなど柑橘系のジュースをおすすめします。あのサッカー、クリスティアーノロナウド選手も毎日オレンジジュースを飲んでいると言う記事を見たことがあります。スッキリと飲みやすいので、ぜひ積極的に取り入れてみてください。

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA