赤ちゃんのミルクを作るときは、純水と天然水どちらがいい?
赤ちゃんのミルクを作るときに、あなたはどんなお水が適していると思いますか?赤ちゃん用品店は、純水と天然水のペットボトルが並んで売られています。
純水は放射能物質や硝酸態対窒素などさまざまな有機物質や不純物をとり除いていますが、身体の成長にはかかせない必要な微量ミネラルまで除去してしまってあるのが問題点です。
粉ミルクメーカーも、赤ちゃんの健やかな成長に必要な栄養であるミネラル(カルシウム、ナトリウム、マグネシウム、カリウム)など主要なミネラルは配合してあると思いますが、微量ではあるけれど、成長には必要なミネラル(バナジウム、コバルト、モリデブン、ニッケルなど摂れないと病気の原因になってしまう可能性があります。
大手粉ミルクメーカーのホームページには純水を使って粉ミルクを作成するように特に指示されていません。
水道水や天然水には含まれていた微量ミネラルが、純水を使った粉ミルクでは摂取できないことになってしまいます。
粉ミルクしか飲まない赤ちゃんにとって優先させてあげたい水は、有害物質が不純物がある水道水ではなく、必要な微量ミネラルまで除去されてしまった純水ではなく、多すぎる海外の硬水より、日本の多様性あるミネラルバランスのある軟水が最適です。
市販の純水ミネラル濃度がメーカーの純水化デバイスの能力差でかなりバラツキがあります。実際粗悪な精度の純水製造装置で作ったものは、微量ミネラル不足にはならないという皮肉な結果をうむことになります。ちなみに、イオンの純水は、天然水と値段が倍ほど違います。