カルマグおにぎりの補食で成長スパートを逃さない!!
Jrアスリートのお弁当だけでなく、練習の補食や試合おにぎりとしてヘビロテに重宝されているおにぎりですが、今日は成長期の子どもたちを持つお母さまたちに人気のカルシウムとマグネシウムの要素をもりこんだカルマグおにぎりをご紹介します。
カルマグおにぎりの具材はこの4つ
- すりごま ※いりごまより、吸収率が高いすすりごまがおススメです♡
- しらす干し
- 梅干し
- 大葉
カルマグおにぎりの作り方
梅干し粗くほぐし、大葉は千切りにしておきます。炊きたてのごはんに、適量のしらす干し、すりごま、梅干し、大葉を混ぜ込みおにぎりを握りましょう。
なぜカルマグおにぎり?Jrアスリートに不足させないでほしいミネラルであるカルシウムとマグネシウムについてご説明いたします。
カルシウムとマグネシウムはブラザーミネラル!
必要な成長期の子どもに必要な栄養素のカルシウムですが、体内では相棒となる栄養素とバランスをとりながら調節を行っています。その栄養素はずばりマグネシウムです。
頑張ってたくさんカルシウムを摂っても、マグネシウムが不足しているとせっかく摂り入れたカルシウムは吸収されずに身体の外にでていってしまいます、そんなのもったいないですよね。
数十年前はカルシウムの摂取量に対してマグネシウム摂取量が不足しがちと言われており、理想の摂取バランスは「カルシウム:マグネシウム=2:1」と考えられいましたが、最近の文献では「1:1」くらいまで必要性の声がたかまり各サプリメント社はすでに1:1の商品が発売されるようになりました。
ごまは大きなパワー食材
ごまの小さな粒には、Jrアスリートの身体を作るさまざまな栄養がぎゅっとつまっている優秀食材です。ごまといえば、“セサミン”とも言えるほど、強い抗酸化力のあるゴマリグナンという成分がありますがそれだけではありません。
ごまにはたんぱく質、脂質、ビタミンB群、食物繊維も含まれている栄養価が高い健康食材です。
ごまのミネラル
先述のように栄養豊富なごまですが、ここで注目したいごまのミネラルです。ゴマにはカルシウム、マグネシウム、鉄、リン、セレンなどを多くのミネラルが含まれています。
しらす吸収をサポート
しらすには、ごま同様歯や骨の形成に必要なカルシウムやマグネシウムのミネラルの他、なんといってもカルシウムの吸収を促進するビタミンDが豊富に含まれていることが大きなポイントです。
厳密にはビタミンDのなかのビタミンD3はCBP(カルシウムバイインディングプロテイン)というカルシウムの吸収専用のたんぱく質を作り出して、吸収をサポートしてくれるのです。
しらす干しとちりめんじゃこの違い
カタクチイワシやマイワシなどの稚魚の総称をしらす言いますが、一般的に売られているしらすは、主にカタクチイワシの稚魚になります。生のしらすを釜茹でしたものを釜揚げしらすと言われて、釜で茹でた後少し乾燥させたものを「しらす干し」と呼ばれています。これに対して、ちりめんじゃこはさらにじっくり干して乾燥させたものをいいます。
梅干しにもミネラル豊富
梅干しといえば、殺菌作用、微生物の繁殖の抑制が知られていますが、実は、梅にも成長期の子どもたちに必要なミネラルが豊富に含まれているのです。
例えばりんごに比べたら小さな梅ではありますが、なんと4倍ものカルシウム、6倍もの鉄が含まれて、マグネシウムや亜鉛も実は梅の実の方が多いのです。カルシウムが必要な成長期の子どもだけでなく大人たちにも、梅は優れた栄養効果をもたらしてくれるわけです。
梅干しのクエン酸パワー
毎日の食事で意識してカルシウムを摂取していても吸収効果が悪いので体になかなか定着しません。
梅のクエン酸には、カルシウムや鉄の吸収率を高めて、カルシウムが骨から持ち出されるのを防ぐなどの働きがあるといわれています。
大葉は風味だけじゃない栄養効果
脇役となりがちな大葉ですが、他の野菜と比べて体内でビタミンAに変換されるβカロテン、ビタミンB1の含有量はひけをとりません。そのうえ、カルシウムに加えて鉄、カリウム、マグネシウム、亜鉛などのミネラルも多く含まれており、主役級の栄養価が高い野菜です。
なにより大葉を加えるだけであっという間に風味豊かな味わいを楽しめますね。
Jrアスリートはミネラルを不足させない
骨、歯、血液、組織液など人間の体を形成しているミネラルが不足すると、歯や骨が丈夫にならないだけでなくわたしたちの身体はバランスを崩し、いろいろな不調や病気を引き起こしてしまいます。
発汗が多いスポーツでは、こまめな水分補給が大切だと言われていますが、その際にカルシウムとマグネシウムをバランスよく摂取しておくことで肉離れ、けいれん予防などさまざまな対策になります。
マグネシウム不足がもらたすこと…
精製食品、加工食品、清涼飲料水などに含まれるリンを多く摂っているとマグネシウムの吸収が妨げられ、ストレスや、利尿剤など薬物服用などマグネシウムの不足を招きやすいので現代の日本人はマグネシウムが欠乏が顕著です。
とくにアスリートはさらに不足しやすいので多め多めの摂取していきましょう。
マグネシウム不足がもらたすこと…
慢性的にマグネシウムが不足すると…
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In summary…
炊きたてごはんに梅干しの酸味が加わることで味にメリハリがでて、大葉が風味を豊かにしてさっぱりとたべやすいので、忙しい日の朝ごはんにもぴったりです。
身体だけでなくこころの栄養も満たされます。
なんとこのカルマグおにぎりには、試合バージョンがあるんですっ!!ぜひ楽しみにしてください。