勝負飯はひゃくまん穀のおにぎり!!「スポーツめし」で強い身体とチーム作り

 

いしかわスポーツめしプロジェクト

2017年10月15日、金沢市いしかわスポーツセンターで<スポーツ×食>を考えるフォーラム2017が開催されました。

テーマは「スポーツめし」で家庭から強い身体と強いチームを作る!

スポーツをするお子さまを持つママやその保護者のかた、指導者である方々、また食の関係に携わっている方々にもぜひご参加いただきたいフォーラムです。

 

私はスポーツをする子供を持つ4児の母として、サッカー日本代表専属シェフをされている西芳照氏をはじめ、高崎健康福祉大学の木村典代先生たちとご一緒させていただきパネルディスカッションに参加させていただきました。

 

スポーツを頑張っているお子さまを持つお母さまや保護者の方々、スポーツ指導者の方々、食育を通した教育関係者の方々とともに、子どもたちのスポーツ食育について考えるフォーラムとなりました。

第1部 W杯を決めたサッカー日本代表の勝負飯

皆さんが注目されている、サッカー日本代表専属料理人の西芳照さんからは、サッカー日本代表の勝負飯と題して、トップ選手たちの食事についてご紹介いただきました。歴代の監督からの食の要望、

  • 低脂肪
  • 鉄分の補給
  • 抗酸化物質を含んだ食事
  • 疲労回復のビタミンたっぷりの緑黄色野菜や柑橘ジュース
  • 末梢血管への栄養補給のためにオメガ3の摂取

日々、心掛けている点がたくさん一緒だったのでなんだから、監督陣とこころが通じ合えているようで嬉しかったです。

 

サッカー日本代表と新しいお米ひゃくまん穀

ひゃくまん穀は、石川県がなんと9年もの歳月をかけて開発した新しい品種のお米です。

母は北陸211号、父は能登ひかり、コシヒカリより2週間ほど遅い収穫なのでじっくり、ゆっくり育っているので太陽と土の恵みがたっぷり詰まっています。W杯を決めた後の海外遠征には石川県の新しいお米を60kgほど持参して、朝昼晩に使われたそうです。

ひゃくまん穀の3つの特徴

ひゃくまん穀の大きな特徴に、粒の大きさ、歯ごたえ、冷めても食感が変わない3つがあげられます。

1、大粒の食べ応え

コシヒカリに比べ粒の重さは1.2倍になるので、炊きあがりの一粒一粒は大きくボリューム感あります。

2、歯ごたえと粘り気の絶妙なバランス

お米の一粒一粒に粘り気があり、モチモチっとしてるので、しっかりした歯ごたえがあります。時間が経っても粘りの変化も少ないためバランスが取れたお米です。

3、冷めても、美味しい

冷めてもお米の水分量が安定しているので硬くなりにくく、もっちりとした食感は変わりずに美味しく食べられます。

第2部 ”スポーツめし”を家庭から

高崎健康福祉大学の教授でいらっしゃいます木村典代先生からは、家庭でのスポーツめしの大切さと取り組みのコツをお話しいただきました。成長期の子どもたちの食育に携わっていらっしゃる先生なので、会場にいらっしゃった選手や保護者達には参考になることが多かったようですね。

第3部 パネルディスカッション

木村典代先生がコーディネーターのもと、日本サッカー協会の北野孝一先生と、西先生とわたくしでパネルディスカッションでスポーツめしについて討論させていただきました。

 

スポーツ食育はすべての子どもたちに必要

現状、スポーツ食育は選抜選手、強豪チームなど一部の子どもたちだけで留まってしまっています。

しかし、ジュニアアスリートのような子供たちにだけに必要なわけではなく、スポーツを頑張っているすべての子どもたちにスポーツ食育は必要です。

子どもたちが豊かな人間性をはぐくみ、生きる力を身に付けていくためには、何よりも「食」が重要である。

今、改めて、食育を、生きる上での基本であって、知育、徳育及び体育の基礎となるべきものと位置付けるとともに、

様々な経験を通じて「食」に関する知識と「食」を選択する力を習得し、健全な食生活を実践することができる人間を育てる食育を推進することが求められている。

もとより、食育はあらゆる世代の国民に必要なものであるが、子どもたちに対する食育は、心身の成長及び人格の形成に大きな影響を及ぼし、

生涯にわたって健全な心と身体を培い豊かな人間性をはぐくんでいく基礎となるものである。

食育基本法(平成十七年六月十七日法律第六十三号)より抜粋

成長期の子どもたちを持つ親は日々忙しい生活を送る中で、毎日の「食」の大切さを忘れてしまいがちになっています。不規則な食事による栄養の偏りは、子どもたちの健やかな心身の成長を妨げてしまいます。正しい食の知識をえて、スポーツに取り組んでいる成長期の子どもたちが心身共に健全に成長するには、食は何よりも重要で生きる力の基礎となります。

食は1日にしてならず

食事は毎日のことなので、気を張らず根気よく続けていくことが大切です。そうすることで、確実に身体やチームを強くすることが出来ます。既に意識を持ち始めているいる方も、このフォーラムをきっかけにこれから始める方も、楽しく続けていきましょう!

In summary…

この度スポーツフォーラムのオフォーをいただいてから、1カ月あまり、あっという間でした。著名な方々の後に上手く話すことはできなかったものの、石川県のスポーツ食育に一石を投じることになればと思います。最後に、ご登壇いただいた西先生、木村先生、北野先生、ご一緒させていただきありがとうございました。

 

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