人の身体は車のように部品を交換して修理できません
長寿のかたを取材して元気で長生きできる秘訣として「何を食べたらそんなに長生き出来るのですか?」と質問している番組をよく目にすることがあります。
でもよく考えてみてください。身体によい食べ物、スーパーフードにも流行があってそのときどき一定期間、意識して食卓に並ぶ回数が増えることもあるでしょう。
例えば毒を飲んでしまったとしてすぐ吐き出せば大丈夫でしょうか?解毒剤を飲めば体調に心配はないでしょうか?そもそもまずは毒を飲まないことが大切ではないでしょうか?
わたしたちの身体はとても複雑に出来ていて世間で良いと言われる一つの食材だけを食べていても 調子が良くなったりする事は基本的にありません。身体は様々なバランスで複雑に絡み合って成り立っているのです。
加工食品やジャンクフードはバランスをバランスを崩してしまう
逆に身体のバランスを崩してしまう食べ物はいろいろ有ります。例えば、加工食品やジャンクフード等々です。
平均台の上を身体のバランスを保ちながら歩いていくことは容易ではありませんが、バランスを崩してしまうことはとっても簡単です。
現代は飽食の時代と言われ、食べようと思えばいくらでも身近に簡単に食べ物を口にすることはできます。日々食べる物の積み重ねで その人の健康は大きく左右されます。
人の身体は車の部品のように交換できません
人は誰しも月に一回程度、風邪をひいていると言われていますが健康に過ごしている人は風邪をひいたという自覚も無く過ぎてしまっていることでしょう。
対して食に無頓着で身体に悪い食事をしている人や、不健康な生活習慣を送っている人は毎月不調の症状が出てきますので「あの人はよく風邪をひく人」となります。
若いときは抵抗力が高いのであまり影響を受けてなくても年々抵抗力は落ちていきある程度の年齢になると症状として現れてきます。
軽い病気なら発症してから何とかなると思いますが、深刻な病気だったら本当に目も当てられません。
わたしたちの身体を車に例えるなら新車の時期はなにかと無理をしても持ちこたえることができたけど、何年か経つうちにあちこちと不具合がでてきて部品交換や修理が必要になってきますよね。
でもわたしたちの身体はいつまでも新車ではないし、ましてはに簡単に部品を交換することもできません。
In summary…
大切なことは健康のために何を食べるかということよりも、悪い物を食べないようにする事の方が重要なのです。毒を飲んで解毒剤を飲むよりも、最初から毒を飲まない方が簡単です。
わたしたちの身体はとても上手く出来ていてなかなかバランスが崩れない仕組みになっていますので、長生きできる秘訣として「何を食べなかったか?」と聞くほうが賢いのでないでしょうか?